クレイジー・フォー・ユー!
もう一度、書きます。
クレイジー・フォー・ユー!
見に行きたい! 仕事休んで見に行きたい!
皆さん、こんにちは広報萱原です。
今日は、2部最後にクレジットされている「クレイジー・フォー・ユー」についてお話したいと思います。
「クレイジー・フォー・ユー」と言われてもピントくる方が少ないかもしれませんが
ガーシュインは皆様ご存じでしょう。
日本では「ラプソディー・イン・ブルー」の作曲家と有名ですが、「クレイジー・フォー・ユー」はガーシュインの往年のミュージカル「ガール・クレイジー 」をリメイクして作成されたミュージカルです。
「アイ・ガット・リズム」
「エンブレイ・サブル・ユー」
「バット・ノット・フォー・ミー」
など、『ガール・クレイジー』のナンバーに加え
「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァ・ミー」
「誰にも奪えぬこの想い」
など、皆様も一度は聞いた事のあるガーシュインの名曲が満載のハッピーエンドミュージカルなのです。
ここからは私事になりますが、私が始めて「クレイジー・フォー・ユー」を観劇したのは、2006年東京でした。それ依頼、毎回上演されるたびに日本各地で観劇を続け大体20数回くらい見に行きましたがそれでも未だ飽きることがありません。華麗なタップにくぎづけになったり、上質なギャグに笑ったり。脚本も振付も、テンポよく、アイデアに溢れたもの。恥ずかしいのですが、あまりに楽しくて、観劇中、自然に顔がにやけてきてしまいます。それでいてホロリとさせられるシーンもあったり。そして、珠玉のガーシュインの音楽。帰り道、思わず口ずさんでしまいそうに。
「このリズム♪、このミュージック♪この恋、ほかにーわーいらない♪」
ちなみに、私は観終わってから、むしょうに恋がしたくなってしまいました……。恋をしている人も、恋とご無沙汰の人も、恋なんてうんざり! と思っている人も、誰もがきっと楽しめる、幸せなラブストーリーです。
当楽団の演奏で、どこまでその神髄に近づけるかわかりませんが、演奏を聞いたお客様の心が少しでもハッピーになるように、本番まで練習に励んでいきたいと思います。
クレイジー・フォ・ユー「劇団四季アイガットリズム稽古」